新型コロナウイルスの感染防止のため定期的な部屋の換気が必要といわれています。当社にも「大型扇風機プロファンを換気に使えないか」という問い合わせをいただいています。
そこで、大型扇風機プロファンを使ってどのようにしたら効率的に換気ができるのかを、流体解析技術を用いてシミュレーションしてみました。
シミュレーションは、ファンの向きと窓の位置の違う3パターンを実施しました。
- 内向きにファンを設置
- 外向きにファンを設置(近い側の窓を開放)
- 外向きにファンを設置(遠い側の窓を開放)
通常は①のように部屋の内側に向けて送風しますが、窓の方に向けて風を外の追い出す方向でファンを設置してみます。そのとき、②はファンに近い窓を開ける、③はファンとは遠い側の窓を開ける場合を考えます。
①内向きにファンを設置
内向きにファンの風を送ると部屋の内部を循環する流れになります。換気という点ではあまり効果がありません。
②外向きにファンを設置(近い側の窓を開放)
次にファンを窓の方に向けて風を外に追い出すようにしてみました。このときファンに近い窓を開けておきます。
ファンの風が外に出ていくと、他の窓から外の空気が入ってきます。しかし、部屋の奥には風が回らず、換気がされていないことがわかります。
③外向きにファンを設置(遠い側の窓を開放)
次に外向きにファンの風を送り、ファンとは遠い側の窓を開けた場合です。
この場合は、遠い側の窓から外気が入ってきて部屋全体を効率的に換気できることがわかりました。
換気シミュレーション動画
シミュレーション結果をまとめた動画です。換気の様子がよくわかります。
工場や体育館の換気や送風に適した大型扇風機です。ぜひお試しください。
製品
E-5810 大型扇風機 工場扇 プロファン2