アルファ工業の製品の中には「手巻き充電」や「手巻き発電」機能がついている製品が多いですね。
今日は、どうして手巻きで電気が起きるのか? について説明してみたいと思います。
まず、登場するのは、コイルという電流が流れる導線をグルグル巻いたものと磁石です。
コイルには電池はついていません。電池がないので普通なら電流は流れず電球もつきませんね。
コイルのそばに磁石を置いてみます。磁石を動かさず止まったままだと、やっぱり電流は流れないので電球はつきません。
次に、磁石をコイルに近づけてみます。すると、不思議なことに電流が流れ電球が点灯します。
これを、「電磁誘導」といいます。
磁石のまわりには、磁場ができています。磁石を動かすと磁場が変化します。磁場が変化すると電気が生じるのですが、これが電磁誘導です。
手巻き発電の場合は、磁石を回転させることによって、磁場を変化させ電気を発生させています。
発生した電気を充電池に蓄えたり、そのままライトを点灯させたりして使います。自転車のライトなんかも基本は同じ仕組みです。
災害などで停電になっても、手巻き発電機能があれば、役に立ちますね。
アルファ工業の手巻き発電機能付き商品はこちらです。
担当:森山K