センサーライト「キューブ」のライトには、LEDが使われています。LEDはどのような仕組みで光るのでしょうか?
LEDは太陽電池と同じようにP型、N型という2つの半導体を合わせた構造をしています。
P型半導体は+(プラス)の粒子(正孔)、N型半導体は-(マイナス)の粒子(電子)を多く持っています。これに、電池をつないで電圧をかけると+の正孔はN型半導体の方へ、-の電子はP型半導体の方へ移動していきます。+の正孔と-の電子がぶつかるとエネルギーを放出し光が出てきます。これによってLEDは光っています。
LEDは、赤、黄、青、緑など違う色の光を出します。これは、半導体を構成する物質の種類によって決まります。「キューブ」のような照明用の白色の光は、色の3原色の様にいくつかの色の光を混ぜ合わせて作られます。